TOP > Books > 読書レビュー > This Entry
Books

口下手の方へ。初対面でも話がはずむ伝え方の公式

おもしろい伝え方の公式 レビュー

私はあまり話を積極的にする方ではありません。特に初対面の場合はなかなか難しい。(相手が女性の場合は別)

一対一の場合はそれなりに話をしますが、複数いるとほとんど口を開く事はありません。

そんな口下手な私でもどうしても喋らないといけないシーンはあります。そんな時のために参考になるのが、今回紹介する『初対面でも話しがはずむ おもしろい伝え方の公式』という本。

著者は落語家出身の放送作家で、数多くのテレビ番組の企画構成をやっている方。本格的な笑いのプロと身近に接している方が言う事は参考になるはずです。

おもしろい伝え方の公式

著者はおもしろい伝え方には公式があると言います。

その公式とは

空気を読む×笑いの原理×伝える技術

このシンプルな公式を守るだけで、おもしろい伝え方ができるようになります。詳細は以下をどうぞ。

空気を読む

その場の空気を読まなければ、全く見当違いの事を言ってしまう事は当然です。これは何もおもしろい事を言うことに限らず必要な事です。

よく空気を読まずに自分の言いたい事を言った方がいいと言われますが、空気を読まずに好きな事を言うのと、空気を読んだ上で自分の言いたい事を言うのは結果が違ってきます。

空気を読む事は何も難しい事はありません。必要な事は観察です。相手に興味を持ちよく見ていれば自然に空気が読めるようになります。空気が読めない人は意識が自分に向いている可能性があるので注意しましょう。

全てのコミュニケーションにおいてもっとも大切なのは、「自分が相手にどう思われているか?」ではなく、「相手がどう思っているか?」(p.66)

笑いの原理

そもそも笑いがなぜ起きるのかと言うと、人は緊張が緩和された時に笑うと著者は言います。これは、ダーウィンやカントなどの哲学者も言っていることです。

この緊張の緩和の理論は、全てのお笑いの原則になっている事で、本書で挙げられている例を読むとよく理解できると思います。

伝える技術

最後に、どう相手にうまく伝えるかというコツです。それは、相手の頭に映像が浮かぶように話すという事です。本書の中で、ビートたけしさんが先輩から聞いた笑いの極意が「頭の中に先に映像を浮かべること」だったとあります。

これは、会話だけではなく文章を書く上でも参考にしたい事です。

他にも伝え方のコツとして

  • オノマトペ(擬音)を使う
  • 5W1H ではなく4W1Hで話す
  • 9割の事実1割のちょい盛り

など参考にしたい伝え方のコツが書かれています。

まとめ

非常に読みやすくまとまっている本で1時間程度で読む事ができます。この手の本によくありがちな、ただ例を出すだけでなく、原理原則を学ぶ事ができます。原則さえ理解していれば、色々なシーンで使えるはずです。普段会話に苦手意識がある人におすすめです。

著者は落語出身の方だけあり、落語が笑いや会話に最も参考になると言っています。私も試しに落語を聞いてみようと思います。iPhoneではポッドキャストで落語を聞けますので興味がある方はどうぞ。

LuckGo落語楽八
無料
(2017.01.26時点)
posted with ポチレバ
最新記事をチェック
Click to Copy Title & URL

Recommend

スマホ用表示に切り換える

The Path
Copyright © The Path 2012-2017.