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人工知能の歴史と人工知能がもたらす未来 『人工知能は私たちを滅ぼすのか』

人工知能は私たちを滅ぼすのか 書評

最近中学生の娘がスマホを欲しがっている。今では誰もが当たり前のように持っているスマホも10年前までは誰も持っていなかった。誰が10年前にこのような状況になると予想していただろうか。これから10年後の世界もどうなっていくのか全く想像できない。

現在人工知能の技術が急速に発達している。自動運転の車にドローン、身近なところでは普段何気なく使っているアプリにも使われている。

本『人工知能は私たちを滅ぼすのか』では、聖書をモチーフにしたコンピュータの歴史の流れから人工知能が今後どのような世界を創り上げていくのかが描かれている。

人工知能がもたらす未来

地球上の生命が発達してきた過程にはDNA、そして言語が影響していた。これらはいずれもデジタル情報だ。今後、デジタル情報を計算する事ができる機械コンピューターによって、人間を上回る神のような知能を作り上げてしまう可能性があると本書では主張されている。

その世界では、医療の発達により永遠に生きる事ができるようになり、私たちがやっている仕事も人間がやる必要がなくなる。というように全く世界を変えてしまう可能性があると予想されている。

これらはもちろん著者の想像の話ではあるが、全くありえないと言い切れる事もなく、今後の未来を想像するとどうなっていくのかワクワクして一気に読み進めてしまう本だ。

コンピュータは心をもつのか

コンピュータが発達していった時、疑問を抱くのが、果たしてコンピュータは「心を持つ」のかという問題。本書ではこの疑問についても触れられている。詳細は是非本書を手にとって読んで欲しい。

一つだけ言えるのは、人工知能が発達していった時に、私たち人間を攻撃してしまう可能性もありえるという事。テスラの創業者イーロン・マスクは「人類は人工知能によって悪魔を呼び出そうとしている」と言う。

かつての核開発の競争の時と同じように、人工知能兵器の開発競争が行われ、知能を持った人工知能兵器が人間を滅ぼしてしまうという事になる可能性はあり得る話だ。開発する人間の心がどこに向かうかで人工知能を神にするのか悪魔にするのかが決定されるだろう。

あとがき

さて、冒頭の我が家の問題については、まだ少し早いと判断している。人工知能でなくても、便利な道具は使い方によっては悪魔になる可能性がある。何についても使う側のリテラシーが必要なのだ。

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