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カイジ勝つべくして勝つ働き方の話から学んだ5つの考え方

カイジ勝つべくして勝つ働き方の話



新年になり気持ち新たにしたいと思い手にした本がこのカイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話です。

これが色々考えさせられる所があり非常に面白い本でした。

今日はこの本の中から勝つべくして勝つための5つの考え方を紹介します。

行動するのは今日しかない


今日だけがんばるということは、それを続けていけば、結果的に毎日がんばるということになります。"明日"が永遠に訪れないのと同じように、"今日"は永遠に続きます。目の前の"今日だけ"をがんばれる人は、永遠にがんばれる人です。(p.21)



目標を立派に立てても、行動を起こさず「明日から明日から」と引き延ばし、結局何もしなかったというのはよくある話です。

大切なのは「今日」です。

長期的な目標ももちろん大切ですが、それよりもその日その日を頑張っていく、その積み重ねで将来は作られていきます。仕事はもちろん人間関係においても。

私の好きな言葉に「Carpe diem(カルペ・ディエム)」という古代ローマの詩人ホラティウスの言葉があります。

意味は直訳すると「1日を掴め」で、「今という時を大切に使え」という意味で使われます。

私はこの言葉を意識するため手帳に書き込んでいます。

勝たなければ、他人の評価は得られない


世の中が評価するのは結果です。どんなに強靭な意思を持っていたとしても、それ自体が評価されることはまずありません。勝ったから、その意思が評価されるのです。「勝たなければ他人からの評価は得られない」。これが真実です。(p.41)


いくら時間をかけて頑張っていたからと言っても仕事では結果でしか評価される事はありません。

これは自分たちが消費者の立場になった時の事を考えればすぐに理解できるはずです。

どれだけ時間と手間をかけていたとしても商品がイマイチだったら買う気がしませんよね。

プロセスを評価して欲しいと自ら言うのは甘えでしかないと私は思っています。

逆に、自分が他人を見るときには、結果だけを見るのではなくプロセスを見るようにしています。

同じような結果を出していても、「結果さえ出れば何をしてもいい」と卑怯なやり方をする人と仕事に対し真摯に向き合っている人が同じ評価では、真摯にやっている人のやる気がなくなりますからね。

労働力の価値は積み上げ


給料を決めているのは、あくまでも「労働力の価値」なのです。(p.88)



労働力の価値が給料を決めているというのは当たり前の事ですが、つい忘れがちな事でもあります。

その労働力の価値とは、積み上げであると著者は言っています。

たった一回成果を上げただけで評価される事はなく、知識と知恵を得て自分の価値を積み上げているから評価されていきます。

積み上げには2種類あり

  • 圧倒的な積み上げ
  • 独自路線の積み上げ


です。

他の人と同じ道の中で圧倒的な積み上げをしていくか、他の人があまり選ばない道で積み上げをしていくかです。

また、成果を出していくためには外的要因も大きく関係します。時代環境に合わないスキルをいくら習得したところで何も価値が上がりません。

対策としては

  • 与えられた外的要素の中で、どうふるまっていけばいいかを判断して進めていく
  • 自分の知識やスキルを一般化させる


です。

時代環境を判断するための情報収集や得た知識を自分の会社だけでなく、他の会社で使えるかどうかを考える事で価値を高めていく事ができます。

私は会社以外の世界を見る事がいい刺激になると考えています。会社内の人とばかり付き合っているとその会社の価値観で固まってしまい、正しい状況判断ができなくなる場合があります。

もちろんあまり外の世界ばかりに気を取られるのもよくありませんので、その辺りはうまくバランスをとるようにしたいですね。


戦略的にタダ働きをする


報酬をもらえないからといって、自分に必要な仕事をやらず、報酬を求めて「他人のため」に働いてばかりでは、一生「他人のための仕事」から抜け出せません。自分でやりたいことがあるのであれば、無報酬でもそこに自分の時間と労力を費やさなければいけません。(p.159)


自分の本当にやりたい仕事をするためには無報酬でもやるべきだという事です。

これは会社面で言うと「これは自分の業務じゃないからやらない」というのではなく、仕事に対し前向きに取り組んでいく事だと思います。

会社員としては与えられた業務だけをこなしていれば問題ないし、他の業務をしたとしても、それで別に給料が増えるわけではありません。しかし、そこに取り組むかどうかで個人としての成長はまるで変わっていくでしょう。


私の経験上、その時は「これは自分の成長になる」と特に意識していなくても、後になってみれば、あの時やっていた事が役立ったという事はよくある事です。

要はそこで何か学べるかどうかは自分次第だと思います。

ただ、これは難しいところもあり何でもかんでも引き受けてしまうと、ただの都合のいい人になりかねないので、その辺りはうまくバランスをとるようにしたいですね。

これは会社員だけでなくフリーランスの方も同じ事が言えるのではないでしょうか。

ブロガーのイケダハヤトさんも高知県で無報酬でやっているプロジェクトがありますが、それは考えがあり、そこに何か価値を感じているからだと思います。

【参考】





一流と二流の考え方の違い


二流の選手は、世間の評価を得ようとするあまり、本質を見失います。本当に大事なことが何かを考えず、とりあえず世間が評価してくれるものを追い求め、評価が得られなければ落胆します。本質的に正しい行動をしても世間が認めなければ落胆し、逆に世間が評価しさえすれば自分が納得していなくても「ま、いいか」と妥協してしまう。だから一流になれないんです。(p.199)



これを読んでブログの事が頭に浮かびました。

よくあるのが「周りが求めるからと自分が納得していない記事を書く」という事です。

私は本当に自分が書きたい記事しか書かないようにしています。私のところにもアプリのレビュー依頼が来る時もあります。

依頼自体はとても嬉しい事なんですが、自分が本当にいいと思えないものは書かない事にしています。

仕事上においても同じで本質的に正しいと思った事は、たとえ周りの評価が得られなくても、通すべきだと思います。

要は自分の軸を持っているかどうかです。


まとめ



この本の中に仕事で追求すべきは"楽"ではなく"快"とあります。まさにその通りで楽をして達成感が得られる事はまずないでしょう。

私は「楽をして生活する」や「好きなことだけをして生活をする」という言葉には、どうも違和感を感じます。

なぜなら、楽をしているように見える人や好きなことを仕事にしている人も、そこに至るまでには必ず人に見せていない努力をしているはずだからです。言葉の上辺だけを見てそこを履き違えてしまってはいけません。

もし、仕事をしていて何も得る事がなかったと言う人がいるのなら、それはそこまで力を入れていなかっただけです。"快"に至るところの段階まで達していないんです。

これはブログも同じで始めたばかりの頃はアクセスもほとんどないし、コメントもあまりつきません。

そこで「反応がない」と言って止めてしまう人が大半ですが、それを乗り越えると面白くなってきて、まさに"快"の状態になります。

それにしてもカイジの漫画からこれだけ読み取れるというのは面白いと思いました。会社員の方も、好きな事をして生活したい人も、それぞれの立場で何か感じる事ができる本です。

新年になり気持ち新たにしたい人は一読の価値がある本だと思います。

では、今日はこの辺で!

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