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「アメトーク」「ロンドンハーツ」など人気TV番組を維持するプロデューサーに学ぶ仕事術



著書は私もよく見るTV番組の「アメトーク」「ロンドンハーツ」など人気番組のプロデューサーです。

考えてみたらどちらも長い間人気を維持しています。
浮き沈み激しいTV番組で人気を維持し番組を継続していくのは難しいはず。

この本「たくらむ技術」ではいかにヒットを産み出していくか、その仕事術・考え方などが紹介されています。

TV業界の事ですが、私たちにも参考になる事が書かれていたので紹介します。

本質を教える


なぜテロップを入れるのか。どんなテロップを入れるのか。
作業をルーティン化させないで、常にその本質を教えなけれならないのです。(P.24)



これは番組に流れるテロップの入れ方について書かれたものです。

ただ作業を教えるのではなく、なぜそうなっているか?なぜそうしなければいけないかに踏み込んで教える事が大事です。

「表面だけでなく本質を教える」

新人を教える時には気をつけたい事です。
時間がかかってしまい、ついおろそかになりがちですが、これをきっちりしておくのとしないのとでは後々大きく差が出てきます。

数字にこだわらず、自分が面白いと思うものを作る


企画を考える際に、「視聴率がとれそうだからやろう」といった思考法はとらない。
あくまでも最初に考えるのは自分たちが「面白い」と感じるかどうか。また、それが番組のファン全員でないにしても、なるべく多くの方たちに面白がってもらえるかどうかを考えます。(P.52)



数字がとれそうだからやるのではなく、自分たちが面白いと思うものを提供する。
もちろん、数字を気にしないわけではないでしょうが順番が違います。

自分が面白いと思うものを提供して、かつ数字とるという事です。

ブログでも同じだと私は思います。

数字(PV)がとれそうだからと、自分が面白いともなんとも思ってない事を記事に書くのは違うと思います。
数字は気にならないと言ったら嘘になりますが、あくまで結果としてです。
だいたい自分が面白いと思うものでなければ続けていけないと思います。

ところで、ここで面白いのは「ファン全員ではないにしてもなるべく多くの方たちに面白がっていただく」と言っている事です。

いくら名プロデューサーの加地さんといえども、見ている人全員が全員面白いと思ってもらえるようにするのは難しいという事ですね。

まして私たち一般人では尚更です。

この言葉であまり肩に力を入れずいこうと思えました。


長生きを目指す


実は僕は番組を長く続ける事、つまり「長生き」を目指しています。短期的にトップになることは考えていません。爆発力があっても、番組が終了しては元も子もありません。それよりは、どれだけ長く続けられるか、長いこと面白さが持続できるか、そちらを重視しています。(P.54)



「長生きを目指す」

これは簡単な事のようで実は難しいんですよね。
ブログも同じでずっと続けていくというのは簡単ではないと思います。

その分継続していってる人はすごいなと思います。

私もブログを長く続けていきたいと思います。


リーダーは自分の意見を先に述べる



リーダーが「何がダメなのか分からない」「どうしたらいいのだろう」と不安な感じでいたら、他のメンバーもみな不安になります。少なくとも最初に自分の考えを、しかも先を見すえた建設的な意見をきちんと話した方がいいと思うのです。(P.64)



会議などで、自分の意見を先に話して、みんなが意見を言いやすい雰囲気にするという事です。

リーダーが不安な感じでいるというのはもちろん論外ですが、リーダーが先に意見を言ってしまったら逆にみんな従ってしまうのでは?と思ったりもしますが…

どうでしょうかね?

言いやすい雰囲気を作るのは大事だと思います。


当事者意識をもつ



会議に出るからには「前のめり」で出るべきです。そしてむしろ関係ない回の会議こそ一生懸命に参加するべきです。「成長の差はそういうところで出てくるのではないでしょうか。誰でも自分の担当の回は一生懸命やります。だからこそ、そうじゃない時の意識や努力で差がつくというものです。(P.64)



成長するかしないかは当事者意識を持つ事だと私は思います。

「自分の責任でないから」とか「自分の担当じゃないから」と言って全く知らん顔をするのではなく、「自分だったらどうするか?」を常に考える事が成長には不可欠ではないでしょうか。

著者はAD時代に率先して何でも仕事を引き受けていたそうです。


仕事は全体像を把握する


まだ悩む段階ではないのに悩んでいる人、悩むタイミングがわかっていない人は仕事が遅くなります。(P.107)



例えば学校の試験で考えてみると、わからない所でつまって、そこに時間をかけすぎると他の問題を解く時間がなくなる。という事があります。

試験はわかる所から解いていかなければいけません。
これは全体が把握できてないからです。

仕事が早い人は全体を把握できて、ポイントが掴めています。

すぐに仕事に取りかかるのではなく全体を俯瞰する力も必要です。


制約は考える材料


制約は考える材料を提供してくれるものです。それと同時に「新たな脳みそ」を使う機会も与えてくれる、なくてはならないものだと思ってます。(P.109)



制約があるからこそ、色々な発想が産まれてくるというのはわかる気がします。

予算がないからとか人が足りないからと諦めるのではなく、そこから何か発想していく。

考えてみるとこれまでヒットした物やサービスってこういう状況で産まれたのが多いのではないでしょうか。



最終目的を考える


その場でかっこよく「男らしい」物言いをして、相手とぶつかって、結局意見を通せないのと、相手に「あいつの言うことなら聞いてみよう」と思ってもらって、意見を通すのと、どちらがいいか。(P.129)



結局目的を達成できるのは後者です。
大切な事は目的を達成する事です。

相手と争い言い負かすことが目的ではありません。

小さなプライドをかざすのではなく本来の目的を見失わないようにしましょう。

ただ、私の経験上では強く言わなければいけない時もあると思います。


どんな人からも学べる


どんなに嫌な上司でも、その日の話の何もかもが無駄で嫌な話、ということはなかったように思います。(P.141)



著者は若い時に色々な人と交流した事が後々活きてきたという事を書かれてました。

私も若い時は色々な先輩方と交流するようにしましたが、そこで聞いた話などは役に立った事が多いですね。

確かに酔った人は同じ事を何回も言ったり、愚痴や昔話を延々とするでしょう。
しかし、それをただウザいなぁと聞くのではなくそこから何かを学ぶことはできるはずです。

要は自分がそれをどう活かしていくか意識の違いだと思います。

最近では会社の人と飲みに行くのはイヤだと言う風潮がありますが、最初から敬遠するのもどうかなと思います。

もちろん週に何回も何回も同じメンバーで愚痴の言い合いっていうのは論外ですが…

仕事を面白くするのは自分


自分が能動的に動けば、面白さが見つかり、その結果として仕事が嫌じゃなくなることはあるんじゃないかと思うのです。(P.149)



誰しもはじめから思い通りの仕事ができることは少ないでしょう。
仕事の面白さは自分で見つけていくものです。
まだわからない人はそこまで仕事に力を入れていないからだと思います。

そういえばこういう記事が話題になってましたね。

kir1ca — 新入社員が退職した。 入社してわずか10日。 ...



まとめ


TVのプロデューサーと言えば偉そうなイメージがありましたが、この著者加地さんは全く違いましたね。

加地さんは母親から

「1つ頼まれたら2つやる」

という教えを就職した時に母親から受けていたそうです。

これはとても大切な教えだと思います。


他にも読みやすく色々と参考になる事が書かれていて、番組の裏情報や芸人の以外な一面も知れて楽しく読めます!

是非読んでみてください!!

少し長くなりましたが、今日はこの辺で!!


情熱大陸のプロデューサーが書かれたこちらの本も気になります!









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