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笑点に学ぶ理想のチーム像とは



日曜日の夕方になると独特の音楽とともに始まる番組「笑点」
長寿番組で人気の秘密はそのチーム作りにありました。

笑点から学ぶチームビルディングに必要な項目



・リーダーシップ
・メンバーシップ・フォロワーシップ
・リレーション・コミュニケーション


なお、チームビルディングとは
ある特定のチーム課題や目標に対して役割を分担し、一定のルールのもとにタスクを課題解決に集中。
リーダーシップやメンバーシップを発揮しあってコミュニケーションを図り、シナジー効果を生むこと。
また、学習するチームに成長すること。とあります。

リーダーシップ


かつてはグイグイ引っ張っていくタイプのリーダーが求められてきましたが、時代の流れとともに変わってきました。
それは笑点の司会者の変化からも読み取ることができます。

カリスマ型→企画型→エンタメ型→プレーイングマネジメント型→正統派→コミュニティ型

リーダーシップのあり方の歴史は強いリーダーがメンバーを引っ張っていくという形から、メンバーひとりひとりの力を十分に発揮していくために、リーダーが導き、サポートするという形へと、大きく変化してきたのです。 (P.95)



現在は歌丸さんのコミュニティ型です。
確かに時代の流れで、強引に引っ張っていくリーダーは嫌われる雰囲気ではあります。
実際、最近の若手には嫌われる傾向にあると思います。

ここぞという時の決断はリーダーシップには不可欠だと思いますが、サポートしていくという意識を持つ事は大事だと思いました。

日本女子サッカーの監督佐々木則夫さんが著書の中で言っていた「クライアントは選手たちだ」という感覚が職場でも必要なのかもしれませんね。


メンバーシップ・フォロワーシップ




・メンバーシップとは、集団に所属するメンバーが、各自の役割を果たすことで全体に貢献すること。

・キャラクターの自覚と相互理解はメンバーシップ・フォロワーシップの礎になる。

・当事者の視点と立場に立つ意識を持つ事で主体的な取り組みができる。

・チームというものはリーダー1人で作っていくものではなく、メンバーそれぞれが当事者としての意識をもち主体的な取り組みをしていく事で作り上げて行くことができる。



メンバーシップやフォロワーシップはあまり聞き慣れない言葉ですが、チームを作り上げていく上では不可欠な要素です。

メンバー各自が自分の役割やキャラクターを認識し、主体性をもって取り組みをしていかなければいけません。
それができている組織・チームはやはり強いですね。

当事者意識を持って取り組むというのはかなり大事な事で、自分には関係ないと思って仕事をするのではなく自分の事のように考えて仕事をしていく事
そうする事で自分自身も成長していきます。

自分の周りで考えてみてもこの当事者意識をもって仕事に取り組んでいる人はやはり伸びてると感じます。

例えば頼まれたコピーをとる作業一つでも、どういう内容なのか?それをどういう人たちが見るのかを考えてコピーするのと、何も考えずにただコピーをとるのでは明らかに違ってきます。

逆に職場に何年いてもこの当事者意識がないと成長なんかしていきません。
年齢だけとって役に立たない存在にはなりたくないですよね…

この意識があるかないかで成長の角度は大きく変わってくるでしょう。



リレーション・コミュニケーション





・自然にメンバー同士が自分は何をするべきかわかる状態を作り上げる。

・チームや他のメンバーに何かあれば、いつでも自分の役割を超えて努力する。
リーダーや他のメンバーがどんな状況にあって、個々の仕事についてどんな着地をするのか読めて、かつその上で、その役割にとって代われるだけのスキルがあること。

・持ち回り制のリーダーやいじり・いじられる関係でいられる。

・チームにいると成長を実感できる感覚がある



人はつい自分の立場で物事を判断しがちになります。
その立場を経験しないとわからない事もあります。
リーダーの持ち回り制というのはなかなかいいアイデアだと思います。

現実には持ち回り制が難しくても自分がリーダーだったらという考えをもって仕事する事はできると思います。

そうしていくことで成長を実感できる組織になっていきます。



まとめ



経営者1人、リーダー1人の指示だけでは、企業も組織も生き残れない時代になってきてます。
もう、これは誰もが感じている事でしょう。

やはり、これからのチームリーダーにはメンバー各自が自ら考え結論に達するように促していくことが求められてます。

また、メンバーはそれぞれに当事者意識をもって仕事に取り組む姿勢が必要だと改めて思いました。

最後にハッとした言葉を紹介します。

うまくいかないのはリーダーのせいだとか業績が悪いのは経営者のせいだといった言葉が消えたとき本当に強いチームができたときである

ついついこういう風に人のせいにして言ってませんか?

気をつけていきたいですね。


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